近藤博美のコラム
先日、友人のご自宅売却のご相談があり、お住まいを訪ねました。

元ホテルマンで地場ホームビルダー代表の彼が、3姉妹と奥様のために心を込めて造った住まいがそこにはありました。
会社の目標として、時を重ねるほどに美しい「経年美の家」を旗印に、プロヴァンス風住宅を薦めていました。
私がプロヴァンス地方のアルルという街を旅行中に、胃の穿孔で救急車で運ばれ施術を受けた経験があり、プロヴァンスのホスピタリティの話などで盛り上がったのを思い出します。
10年程前、この住宅が完成後少しして案内してもらった時、ダイキンの湿度調整ができる全館空調システムの説明をしてもらったのを思い出し、空調システム「デシカ」の写真を撮らせていただきました。
キッチンの上にあった温湿度計を見ると温度28.4℃、湿度42%です。外気温35℃、湿度70%のこの日。この性能には驚きです!!
湿度管理さえできれば室温を無理に下げなくても、こんなに快適なんですね!!
数ヵ月前、お客様から全館空調のご相談があった時、この住宅の事を思い出し、メーカーの担当営業に来社いただき検討したのですが。“断熱・気密の性能等で湿度コントロールが難しく、クレームが多い”と腰の引けた説明に導入を断念したばかりでした。
自慢されていただけあって、さすがですね。
気密測定はもちろんされていましたが、建築工事は思いを込めて、丁寧な作業をする事が大切ですね。

家族のために毎週日曜日は、得意の料理をご主人が振る舞っておられた話を伺いました。
10数年前に、当時事務局をされていたリフォームの勉強会に誘っていただき、入会させていただくと、イベントで料理をする機会があり、その手際の良さが際立っていたのを思い出します。
今回、こんな料理をと見せていただいた画像の中には、野菜のテリーヌみたいなオシャレな物もあり、自分としてはびっくりです。
そんな料理好きの彼が選んだ流しはトーヨーキッチンスタイルのアイランドキッチン。室の真ん中にDJブースみたいに鎮座していました。
料理する姿が思い浮かぶようです。

経年美の家は自然素材を使って職人の手仕事を大切に、思いを込めて作り上げてありました。
勉強熱心な彼は、100年住宅を目指し、長年の使用に耐える本物の素材を大切にしながら、デシカ等の新しい技術にも「日本で快適に生活するには、湿度調整が必要だ」と果敢に挑戦していました。
今でも九州では珍しいトリプルガラスの樹脂サッシを使用し、断熱性能を確保し、気密の影響を受けやすい、湿度を安定してコントロールするために気密測定を正確に完了された成果がこの住宅です。

2階のインナーテラスからの眺望が良かったと思い写真撮影に上がらせていただきました。木が成長して視界を遮ってはいましたが、枝がそよいで気持ちの良い空間になっていました。
12年くらいですが、良い感じに住まいが成長しているなと実感できました。

アーバンテラスとはテイストが違いますが、建築のプロとして、内容を理解している私からすれば、随分お買い得の物件だと思いお手伝いすることにしました。
販売価格 9,990万円
南区大池1丁目 築12年
土地面積 103.09坪
建物面積 60.28坪
詳細は弊社担当営業・本山へお尋ねください(TEL 090−7397−3517)。
オーナーの思いを引き継いで、末永く大切に住んでいただける方に購入していただきたいと思い、今回のコラムでご紹介させていただきました。
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