近藤博美のコラム - 福岡の注文住宅・分譲住宅・リフォーム・不動産なら共和住宅へ

近藤博美のコラム

昨年末に故郷の長崎県対馬に帰ってきました。お袋を福岡の介護施設に移すためですが、折りたたみのできない大型の車椅子に乗った要介護5のお袋を飛行機に乗せて移動するのは大変でした。対馬と福岡の両施設と航空会社の方にお世話になりながら無事終えることができました。
福岡空港について、最後にタラップを外したり、付けたりしながらリフトで母を降ろしてもらい、大型バスでターミナルへ向かう時には作業に携わった多くの方々が最敬礼で送っていただいて感謝でいっぱいでした。

 

前日から入って少し時間があったので久々に町を散策。ぶらぶらしていると、タクシーを乗りつけて、キャリーバックを持ったご夫婦がお寺のような所に入っていくのが気になって、丁度出て来られたお坊さんらしき人に「ここは何ですか?」と尋ねると宿坊とのことです。西山寺、江戸時代には朝鮮との外交機関「以酊庵」が置かれていたお寺とのことですが、対馬に宿坊があったなんて驚きです。

 

以前親父が関係していた長崎県立対馬歴史民俗資料館の跡地に昨年、対馬博物館が開館していたので覗いてみました。

 

内部に入ってみると、自分好みの素材感を生かした、ソリッドでエッジの効いたデザインのオンパレード、わくわくしながら見学しました。

 

ホールの窓から外を覗くと金石城の櫓門が見えます。親父が市の教育長をやっていたころに復元したと自慢していたのを思い出しますが、今となってはポツンと唐突でなんだかな~て感じです。

 

ディテールを見ていくと、設計事務所を開設していた頃よくやっていたコンクリートの小叩き(こたたき)仕上げだったり、今でも使用するスチールの枠だったり、木毛セメント板を仕上げで使ってあったりと…。ふと思って設計者を検索してみると、なんと石本建築事務所でした。

 

もう30年以上前になりますが、友人の設計事務所を通じて小倉そごう(現在はセントシティ)等の設計でお手伝いをしたことのある設計事務所でした。なんだか縁を感じます。

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