近藤博美のコラム
昨日は猛暑日の中、リクシルショールームへ行ってきました。4階会議室で開催された、デザイニングリフォーム福岡の定例会に参加するためです。
以前と比べると車、少なめかな?
デザイニングリフォーム福岡では6社の新築・リフォーム会社の正会員と4社の住宅機器メーカーの賛助会員が毎月定例会を開催し、情報交換や勉強会を通してレベルアップを目指しています。
定例会の会場は賛助会員さんで準備していただいており、今回はLIXIL さんの会議室をお借りして、まずはLIXILさんの商品紹介やキャンペーンの説明からスタートしました。
次は㈱武藤技建さんがWeb展示場のアップを9月に向けて準備されているようで、その概要を説明していただきました。
武藤俊之社長は30年近く前に共和住宅が介護住宅のモデルハウスを造ろうと、当時せき損センターに在籍されていた松尾清美先生(自身も車椅子で生活されながら研究をされていました。)に指導を仰いでいた時に、近くでも頑張っている人がいると紹介していただいた方です。
武藤社長は「自立と介護の家づくり」を手掛ける中で事例を探すことが難しく、一から作り上げてきた経験から、自分の実績が後進の役に立つのではと思い立たれ、Web展示場6棟を準備されていました。
これからもっと数も増え、グレードアップしていくようです。
今回も「自分はC6の頸椎損傷でも自立できる住宅を造れると考えている」と話してありました。今も情熱いっぱいの武藤さんに相談されると、自立してできることの幅が広がり、人生が豊かになりそうですね。
上の写真は今年の3月のデザイニングの定例会で博多区の福祉車両ショールーム、トヨタ・ハートフルプラザ福岡に伺った時のものです。
この時も武藤社長の紹介で、見学だけではなく、座学の時間も準備していただきました。
トヨタでは販売台数の1%が福祉車両だそうです。いろんな要件はありますが、税金の免除もあったりで思った以上に手頃な価格で販売されている印象でした。
春日市須玖北で介護住宅のモデルハウスが完成した時、せき損センターの松尾先生が、スポーツタイプの福祉車両で乗りつけられて、ご自身で車椅子を降ろして、移乗され、颯爽と登場されて移動しながら、出来上がりを確認されたのを懐かしく思い出されます。