中央区のS様邸の玄関庇はマンションのエントランスのようにアルミでデザインしてみました。

横方向に奥行きのあるラインを並べることによってシャープで重圧感のあるファサードが出来上がったかな？と思っています。

この様な建築金物はロムルスという会社に依頼し、提案して頂いていますが、店舗の仕事も多く手掛けられていて、いつも綺麗な仕上がりに助けられています。

 

 

大きな物ばかりでもなく、このような小物もめんどくさがらずにやってくれます。
タイルの目地を使って壁に額を掛けたいと話すと、このようなものを作ってくれました。
目地が細い時には目地に合わせて削ってもらったりして、オーナー様には喜ばれています。

 

 

上の写真はキッチンのカップボード周りにタイルを貼りたくてクロスとの見切り用に作ったものです。

アルミ製の既製品もありますがコーナー部の継ぎ目もなく細くてスッキリ、しっかりとした感じも気に入って時々作っていただいています。

 

 

タイル壁と地窓の見切りに三方枠をスティールに焼き付け塗装で使ってもらっています。このシャープでスッキリした感じがタイルとマッチして気持ちがいいので多用しています。

 

 

スティールと集成材を組み合わせて構成したストリップ階段です。左右の桁を、スティールの角材の組み合わせで別々に作り、集成材の踏み板で継なぐ作りですので後から持ち込んで人力で作業でき、繊細で軽やかな感覚が好きで同じようなテイストのストリップ階段をずいぶん前から作っています。

以前は鉄骨の工事店にお願いしていたのですが、この現場でロムルスさんに作ってもらうと溶接部の処理が凄く綺麗で驚いたことを思い出します。