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近藤博美のコラム

名護屋城博物館で本郷和人教授の講演会が開催されたので参加してきました。本郷氏は東京大学史料編纂所という所に60倍という就職試験を経て務めてあります。
 
秀才が集まった60倍のテストに合格した私は天才?などと言いながら、職場の上司である奥さんには頭が上がらない様子でした。

 

 

講演の受付をして、少し時間があったので常設展示室の黄金の茶室を見に行きました。今日見てもインパクトのあるこの茶室は、当時の人達を圧倒する「舞台装置」だったことだろうと思えました。
豊臣秀吉は1年数ヶ月しかいなかったようですがこの名護屋城までこの茶室を運ばせ権威づけと、大名を鼓舞するのに使ったんですかね?

 

 

雨の中500席はほとんど埋まって講演会は盛況でした。
たぶんこの影響でイカの活造り店はどこも長蛇の列。なんで!!とうそぶいていましたが自分も原因ですね。

 

パンフレットで演題は「秀吉の野望と家康の講和」となっていましたが、本郷先生が天才と言う信長の話が続き秀吉は信長の発想を実行していた秀才。
家康は経済学になぞらえて外様大名をアウトソーシングとして利用していたと話してありました。

 

 

講演の後は企画展の準備をされた主事の都留さんと2人、司会の女性も交えて申込アンケートを使ってのトークセッション。

 

秀吉と家康どちらに興味があるか?
本郷さんは、もちろん秀吉だろう。家康は坊ちゃんで面白くない。
アンケートは47対53で秀吉!最初は秀吉が圧倒的だったのが、どんどん家康が迫って来たとの事。
大河の影響かな?誰のせいとは言いませんが。

 

 

トークセッションの中で国交回復の話が出た時に、昨年末に行った実家のある対馬の博物館で見て来た宗家が行った国書の書き替えや偽造印の話が出てきたりして楽しめました。

 

内部告発で嘘を幕府に告発された話など本郷さんも自分も知らなかったと言われた情報を思い出して悦に入ったりしていましたが、ローカルな資料なんて膨大なんでしょうね。

 

 

PS 今年もAFAF(アートアジア福岡2023)に行って来ました。昨年と違ってマリンメッセ福岡B館一ヶ所で開催され4倍の広さがあると紹介されていましたが。

 

今年は時間が取れずバタバタ回ってコンプリート出来なかったせいか?昨年の方が楽しめた気がします。

 

 

 

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