設計部・工藤のコラム〜長野研修旅行【後編】〜 - 福岡の注文住宅・分譲住宅・リフォーム・不動産なら共和住宅へ

設計部・工藤のコラム〜長野研修旅行【後編】〜

宿泊先は創業337年以上の老舗温泉旅館「小柳」がリノベーションを終えて2021年5月にグランドオープンした『松本十帖』です。
設計は谷尻誠氏、吉田愛氏のサポーズデザインオフィス!
既存部分を大胆に活かすアイデアは圧巻の一言に尽きます。

 


既存の躯体や配管の荒々しさを残しつつ塗装や内装材で、ホテルでは重要となる清潔感もしっかり保たれています。

 

 

元の大浴場を活かした読書スペースは、天井が鏡になっていることで、本に囲まれているような感覚の中で読書に没頭できます。
赤い絨毯にピンクのタイルが、非日常空間をより際立たせていて面白い組合せでした。

 

 

エントランス部分は高さ2000㎜と通常より低く設定されていて、奥へ入っていく期待感を演出します。

 

 

エントラスからホールに入ると天井高が約3800㎜となり、低い→高いを体感することでより解放感を得られます。

 

 

レストランの照明は、目を引くようなサイズで存在感がありますが、小さい照明とのテイストを揃えることで違和感なく空間を引き立てています。

 

 

 

2日目に訪れたのは『松本市美術館』です。
壁面のデザインや入り口で存在感を放つ、松本市出身の世界的なアーティスト草間彌生氏の野外彫刻作品「幻の華」で有名な美術館です。

 

 

 

館内では草間弥生氏の特集展示が行われていて、これまでの作品と草間氏の歩みを知ることができました。
幻覚・幻聴との闘いの日々の先に草間芸術があることを知り、作品がもつ繊細さと強烈なエネルギーの根底にある部分を知れたような気がします。

 

 

旅の最後は松本城で、歴史にも触れ帰路につきました。

 

晴天にも恵まれた社員旅行は内容の濃いもので、とても充実した2日間でした!
しっかりと鋭気を養うことができましたので明日からの業務も社員一同頑張ってまいります!

 

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