【エリア紹介】まもなく完成!アーバンテラス警固Ⅰの周辺情報をご紹介
福岡市中央区警固に、来月いよいよ新しい分譲住宅「アーバンテラス警固Ⅰ」が完成します!
この近辺は、古代(飛鳥・奈良、平安時代)に外交拠点として栄えていた場所で、1987年にはその遺構である「鴻臚館(筑紫館)」跡が発見されました。
アーバンテラス警固Ⅰから国史跡である鴻臚館跡までは、歩いて約10分。お散歩ついでにふらりと立ち寄ってみました!
■国内に唯一残る古代の迎賓館跡
鴻臚館は古代の迎賓館にあたる施設で、中国の唐、朝鮮の新羅の外交使節や商人を迎える場所として活用されていたそうです。また日本から遣唐使らが船出する際にもここを利用していたと言われています。まさに外国との窓口となっていたエリアだったんですね。
鴻臚館跡は戦後に国体競技場などが整備される際に破壊され消滅したと考えられていましたが、1987年、平和台野球場外野席の改修工事を行う際、発掘調査で遺跡がまだ良い状態で残っていることが判明!当時は大きなニュースとなりました。
それ以降、福岡市は現在も引き続き鴻臚館跡の全容を解明するために調査を続けています。
その拠点の一つとなっているのが、写真の鴻臚館跡展示館です。
場所は福岡城の東御門跡・中天守台跡のすぐ近くです。展示館の中には無料で入ることができるので、入館してみました♪
中は発掘調査で発見された遺構がそのまま公開されており、柱の跡などを間近で見ることができます。原寸大に復元された建物もあり、とても分かりやすいです。
また唐時代に作られた陶磁器などの出土品も多く展示されていて、古代日本最大の東アジア拠点だった当時の様子が伝わってきました。
■江戸時代の福岡の街並みを再現したジオラマも!
この展示館のすぐ近くには、「福岡城むかし探訪館」という施設もあり、江戸時代の福岡城や城下町を再現したジオラマが展示されています(こちらも入場無料です!)。
このジオラマの中では、アーバンテラス警固Ⅰの位置は緑のマルの辺りでしょうか?
今の地図と古地図を見比べられる展示もあったので、気になった方はぜひ足を運んでみてください。
最後に、鴻臚館跡からけやき通りへ通じる近道を見つけたのでお知らせしておきます♪
上の地図の青い矢印の方角へ向かって進むと、200mほどでけやき通りに面した南口へ着きます!
鴻臚館跡の近くには子どもたちが集まる公園もあり、夏休み中はラジオ体操も行われているようですので、アーバンテラス警固Ⅰに住んだら朝のお散歩コースにいかがでしょうか?
アーバンテラス警固Ⅰは、10月に完成し見学会を開催する予定となっています。お越しの際には、ぜひ住み良い周辺環境もご覧になってください♪