家づくりアイデアデザイン(造作キッチン)

眺望豊かな、40帖の2階L.D.Kと10帖のデッキ空間をもっと魅力的にするための、造り付け、造作キッチンを考えました。
木質系でバランスをとり、ダイニングテーブルやキッチン対面カウンターとキッチンのカウンターの高さを揃えて、その延長にFIX窓を置くことで広がりとスッキリ感を演出しています。

4,705×2,500のステンレス天板のL型キッチンと2,550×800の対面カウンターは、ナラの突き板で制作していただきました。
一部をデスクにしたり、コーナーの収納を減らしたり、カウンターを分割するなど予算合わせは大変でしたが、このボリュームが正解だったと思っています。

ステンレスの天板と対面カウンター、ダイニングテーブルの高さを合わせるために、キッチンの足元を15cm下げています。下げた部分にもリビング・ダイニングと同じようにガス温水式床暖房が施工されています。
正面にはハーマンのガスコンロ、アリアフィーナのレンジフードが見えます。左手の流しにはグローエの水栓と、その奥の食洗器はボッシュです。
左の窓ガラスの奥に2枚壁が飛び出しているのが見えますが、隣地からの視線をコントロールして、風景を切り取るための工夫です。
ガスコンロの右手の開口の奥に見えているのは、4.1帖のパントリーです。たっぷりの収納はL.D.Kをスッキリ保つのを助けてくれます。
その右手にあるスモークガラスの引き違い戸の中には冷蔵庫等を収納する想定です。

リビング方向の見返しです。奥のリビングのTV台から右手のデッキまで見渡せ、司令塔のようなキッチンができました。
対面カウンターの上に下げたペンダントは、メガバルブSR2。手造り吹きガラスのエレガントなデザインがお手頃だったので使っていましたが、ずいぶん高額になっていました。為替の影響が大きいですね。
その奥にライ・蕾(つぼみ)という名の和紙の手造り提灯の最大サイズを下げました。こちらは国産なので、少しお手頃に思えますね。
間接照明に照らされた勾配天井の「開放感」と、高さを抑えた無垢のレッドシダー天井の下の「おこもり感」、屋根有りデッキの「非日常感」、いろんな居場所を楽しめる住まいができました。

流し前の大判ガラスが西向きになるので、外部側に電動外付けブラインドを設置しました。室内ブラインドに比べ約3倍の遮熱効果があり、ボタン一つで簡単に開閉やスラットの角度調整をすることができます。

流し前のガラスをスッキリ見せるために、キッチンカウンターと同じステンレスバイブレーター仕上げの窓台を作って、天板と同面に納めてもらいました。外部との繋がりが綺麗になりました。
ベランダ側の上部に薄っすらと奥の白壁に映る画像が見えます。デッキに準備したプロジェクターで画像が楽しめるようになっています。

目の前は緑も多く、春には桜並木も見えます。
その向こうにはマンション等も見え、この住宅の工事中にも、遠くにいくつか新しいビルも完成し夜景も楽しめるようになりました。
光のない風景は、夜には窓が鏡のようになり寂しい限りですが、これだけの窓があると月夜は楽しめます。ふと目覚めた満月の白い光の美しさには驚かされます。
四季折々の景色の変化に合わせて、どんな音楽を合わせると楽しめるかな?とか。
この風景の刺激を受けて育った子供達はどんな感性を持つのかな?とか、色々妄想しながらプランニングした住まいです。
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