家づくりのアイデア・デザイン(木製タイル)
中央区今川の3階リビングの壁で、ひときわ存在感を放っているのが横長の薄い木材を重ねたような木製タイルです。
厚みもバラバラで、凹凸も大きく、もちろん木なので調湿性を備えています。
左手のように斜めから撮ると凹凸が際立ちます。右上の梁に貼ってあるのが木製モザイクタイルです。2種類の木製タイルが響きあってプリミティブな力強さをくれます。
先程の木製モザイクタイルを、梁と柱に貼った住宅です。2階リビングの小屋裏を使った吹抜けのシンボルにと、ちょっと太めの杉の柱と梁を化粧板として準備したのですが、塗装がどうしても気に入らず、苦肉の策として初めて使用しました。塗装前はもっとおとなしい感じですが、塗ったとたんに濃淡が強烈に出て、空間を一変させるほどの存在感を放っています。
自宅の車庫を事務所にリノベーションした現場で使用した古材を再利用した、厚みのあるキューブ型のモザイクタイルです。凹凸がすごく、陰影が魅力的でインパクトのある材料です。
写真を見ると、もう下の方がグレーに変色しているのが見てとれます。将来シルバーグレイのワイルドな壁に変化してゆくのも含めて、本物感の強い仕上げです。
城南区田島の玄関ホールで、フラワーベース等のディスプレイ台として作った、クルミの殻のモザイクタイルです。クルミの強度と丸みを上手に使ったかわいい材料でしたが、最近は扱ってあった店舗が廃業されて手に入りません。
クルミの古材を使ったモザイクタイルがあるようですので、使える商品か手に入れてみようと思っています。