近藤博美のコラム
アーバンテラス地行Ⅱの完成が近づいたので、雰囲気でもお伝えできればと一部ですが写真を撮ってきました。
現在は外構工事中で来月(2023年11月)の初旬には見学会を開催しますので、ご来場の程よろしくお願いいたします。
今回は3階のインナーテラスにJAXSONの浴槽を設置してみました。
独り占めした空のブルーが水面に映り心が癒されますね。
JAXSONの白のアクリル浴槽にお湯を張ると水が薄っすらとブルーになるのですが、空が映るとこんなに鮮やかなブルーになるのを初めて体験しました。
全体に屋根をかけた12帖のタイル貼りのインナーテラス、サウナでもゆっくり設置できたかな?とちょっとだけ後悔です。
正面壁に見える浴槽横の開口にはアルミ製の可動ルーバーを付ける予定です。
浴槽回りの木はアコヤ材といって、ニュージーランド産の松をアセチル化処理した高耐久化天然木材で、地上屋外で使用する場合は50年のメーカー保証がされています。
デッキ材ではウリン等の南洋材が耐水性・耐久性が高いので使っていますが、どうしてもささくれが気になり、肌触りも考えてアコヤに辿り着きました。心地よく楽しめれば最高です。
サッシを引いてテラスに出ると、この眺望があります。
隣のお寺さんの屋根の向こうには小さく福岡タワーが見えます。体感的にはもっと迫力があるのですが?
右の木を挟んでヒルトンシーホークホテルが、その右手のツインタワーマンションの後ろにはペイペイドームが隠れています。
3階にあるダイニングキッチンの写真、キッチンハウスの2列型のレイアウトにしています。ガス台側を約3.5Mまで伸ばし、流し側の横並びにダイニングテーブルをレイアウト、お客様の評判も良く最近増えてきました。
奥の壁にはアドヴァンのチェボディグレの約600角タイルを、左には目地を入れて、右は目透かしでいつものように金物を使って額などを掛けられるように。本物の石には追いつきませんが、カッコ良くなったかな?
天井材は88㎜幅のレッドシダーの羽目板、今までは費用の件もあって間接照明の下など量を調整していましたが、LDKの天井全面にこれだけ張ると結構な迫力で気持ちいいですね。
リビング窓からもこの景観があります。準防火地域の木造建築では隣地から1M以内の窓は大きく制限を受けるので、この2つの窓はシャッター付にして引っ込める事でこのサイズを確保することができました。
窓下の屋根裏を利用して作った8個の引出しで細かく収納を充実させることで、スッキリと片付いた心地良い生活に近づく事ができます。
折り上げ天井を作ることで少し広がりを演出していますが、建築基準法の排煙計算上この高さが限界です。
折り上げ天井内には調光可能な間接照明を設置し、光の強さで雰囲気が変化するクロスで演出。シーリングライトと合わせてゴージャスな光のオブジェとなっています。
シーリングライトはヤマギワのlcicle(つらら)という名のシャンデリアシリーズでダイニングテーブル上のペンダントと合わせています。