近藤博美のコラム
今月は東京旅行パートⅡです。
毎回参考になる住宅がありそうな街をブラブラするのですが、今回は渋谷に泊まったので、
神宮前あたりをまわりました。
ちょっと豪邸すぎるか?とは思いますが、感じる所もあって…。
1・2年後アーバンテラスで表現できるかも?です。
豪邸のついでに、もっとハイレベルの豪邸でイベントが開催されていたので、行って来ました。
東京都庭園美術館・開館40周年記念「旧朝香宮邸を読み解くAtoZ」1933年に竣工したこの建物は朝香宮家の邸宅として朝香宮夫妻の夢を育みながら造られ、国指定の重要文化財になっています。
外務大臣・首相の公邸や迎賓館としても時代とともに役割を変え多くの人達をお迎えしたんでしょうね。
「会期中」は写真撮影が可能とわざわざ言われたのですが、今回の旅行中に顔を出した展示会は全て撮影可能になっていました。
時代ですよね?日本だけ多くの場所でいつまでも撮影不可では、観光もなりたちませんよね。
私的な室も豪華ですね!今回は本館3階のウインターガーデンが特別公開されていて、興味が深かったです。窓のタオルは結露、それとも経年劣化で吹き込みが?床には排水口もあったようですが?
東京都庭園美術館の新しい館長に2022年から妹島和世さんが就任されていたんですね。
「建築界のノーベル賞」と言われるプリツカー賞を若くして(師匠の伊東豊雄さんより早く)受賞されたのには驚かされましたが、ずいぶん前に熊本のアートポリスで再春館の寮を見に行ったのを思い出します。
今年の3月に日本人9人目のプリツカー賞受賞者になった山本顕さんもアートポリスに参加されてましたね。
アメリカも抜いて最多受賞者の国になった日本、もっと評価されても?と思うのですが。
海外の建築家の作品も含めて観光資源にもなりえるような建物を次々と解体している日本、観光立国もないな?と思っています。
アーバンテラス警固Ⅰの現場から、けやき通りに出てすぐの所にある「めがね捨ストライク BASEMAN福岡」。打合せカウンターがバーカウンターになっていてカッコいいんです。
売る気がなさそうに見えたのでつい買ってしまいました。
ここに展示されていたものだったので5万円台、値札が無いのでドキドキでした。
デザインを1から起こすフルオーダーも税込み11万からとの事ですが、がんばって数年以内にはチャレンジしたいと思えました。