近藤博美のコラム
久々に北九州市立美術館に行きました。今年の初めから開催された「磯崎 新の原点」が終わりそうで慌てて参戦です。
博多駅前のシンボルだった西日本シティ銀行本店の新築当時の模型です。後に増築されますが、数年前に解体されるまで、ファサードはこのままの形で見られたので印象深いですね。
大学の建築学科に入学し、最初の授業で福岡市内の好きな建築を聞かれて、圧倒多数でこの建築が一番人気だったのを覚えています。
シティ銀行本店の3年後に開館した、この美術館がもう50周年だそうです。当時の美術館としては圧倒的な空間構成、銀行の赤いインド砂岩と合わせて、後の「ロサンゼルス現代美術館(MOCA)」での成功に繫がっていくんでしょうね。
それにしても2019年の日本人として8人目のプリツカー賞(建築界のノーベル賞と言われています。)受賞は遅すぎですよね。2022年には亡くなられたので、間に合った感じですかね。
最近水盤を造ることも増えたので、アネックスの「アトリウム」も久々に覗きましたが、水盤には水もなく寂れた感じでした。
初めて遊歩道を回り、後ろを確認しましたが、前面と同じように双眼鏡がそこにありました。
山陽新幹線も全線開業50周年記念との事でゼンリンミュージアム企画展が開催されていたので行きました。
ビュースポットと表示があったので写真を撮ると、小倉城の向うに先程横型で見たような建物が?
少し方向は違いますが、ボールト屋根が折れ曲がる北九州図書館、1974年竣工ですから、これも美術館と同時期だったんですね。
自宅の角に二十数年前に植えた白い椿の花が数年ぶりに綺麗な姿を見せています。昨年はつぼみがひらく前に落ちてしまいましたが、今年はいろんな方が携帯で撮影されていかれます。
昨年は上に見えるミモザが1ヵ月以上早くから、満開でしたが、今年は逆転です。何か影響しあってるんですかね?
今回のKYタイルさんのカタログvol.21、警固Ⅰのバイオエタノール暖炉回りに使用した施工例の写真が使われました。5.5㎜厚の1,200×600の大型タイル、グラムールフレールです。
実物大の見本を数多く検討したかいもあり、リビングダイニングのシンボルとして雰囲気を一気に高めてくれました。
輸入タイルは海外メーカーが販促用にCGで作った物を利用する事も多いようですが本物感を大切にされて、施工例の利用を推し進めているようです。
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