福岡の都心部に戸建てを持つなら〜アウトサイドリビングを造ろう〜
当社では福岡市の都心部に戸建てを造ることが多いのですが、その際にはほとんどと言って良いほどアウトサイドリビングを設けるようにしています。
街中の限られた敷地の中に庭を設けるのは難しいので、庭の代わりとして屋外でくつろげる空間を確保するためです。
共和住宅が考える理想のアウトサイドリビングとは…詳しく解説します。
■使いやすいアウトサイドリビングのポイント
「せっかく広い屋外空間を造ったのに、あまり活用していない」というケースをよく見かけますが、実際に活用できていない原因の一つには、屋根を設けていないことが考えられます。
屋根がないと床が汚れやすく、毎日の掃除が大変ですし、まして雨の降る日は使用することすらできません(本当は雨の日が一番気持ちがいいのですが…)。
また日差しを遮るものがない屋外で長時間過ごすのは辛いので、自然と足が向かなくなるのも無理はありません。
それなのになぜ、一般的には屋根のないアウトサイドリビングが多いのかというと、屋根を造ると建築基準法上の採光が取りづらくなるから。もちろん費用も高くつくため、やむを得ず屋根なしにしている家が多いのだと考えられます。
共和住宅では、屋根付きのアウトサイドリビングを造りつつ、屋内への建築基準法上の採光は他の場所から確保できるように設計上工夫を凝らしたり、確認機関と法解釈について相談したりしています。
そうして写真のように、まるで室内にいるかのようにゆったりとくつろげる屋外空間を実現しているのです。
■共和住宅ならではのこだわり
共和住宅のアウトサイドリビングには、細部にわたって細やかな気配りが施されています。
例えば、絵画などをディスプレイするために壁タイルの目地を目透かしにしておいて、どこにでも取り付けられるフックをステンレス加工してオリジナルで作ったりしています。ピクチャーレールなどと比べるとスッキリ見え、驚きもあるので来客に自慢されているオーナーさんもいらっしゃいます♪
また窓枠を鉄製にしてタイル等で仕上げた壁は、エッジを効かせることでスッキリしますし、タイルのソリッドな感じも引き立つので時々つくっています。
デッキの床とリビングの床を同じ高さにして、フルフラット収まりのフルオープンサッシを合わせると、屋内〜屋外への繋がりが生まれて開放感が得られます。写真のお家では向かい側にある引き違いサッシもフルフラット収まりにして段差をなくしています(メーカーによっては金額はかなり上がりますが、ご用意があります)。
このようなアウトサイドリビングのこだわりについては、以下のコラムでも詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください!
https://kyowa-jyutaku.com/column/家づくりのアイデア・デザイン(アウトサイドリ/