設計部・工藤のコラム〜長野研修旅行【前編】〜
はじめまして!
設計部の工藤です。
設計事務所、工務店での経験を経て2023年7月に共和住宅に入社しました。
皆様に信頼される設計士となれるよう日々頑張っていきますので、よろしくお願いします。
今回は私がコラムを書かせていただきますので、読んでいただけると嬉しいです!
10月下旬、一泊二日で社員旅行に行ってきました!
旅先は、昨年当社代表の近藤が『いえせん(九州で行列のできる工務店の会)』で行った長野県となります。
昨年近藤が長野県に伺った際のコラムはこちら
→ https://kyowa-jyutaku.com/column/20221229/
まず、最初に行った先は菱田工務店です。
長野県では言わずと知れたスーパー工務店で、昨年訪問してから約1年が経ちましたが、インスタのフォロワー数だけでも昨年伺った時点で7.3万でしたが、訪問時は11.8万(脅威の4万の増!)といかに注目されている工務店さんか分かるかと思います。
今回は提案型規格住宅『Huizen(ハウゼン)』モデルハウスを見学させていただきました。
玄関までのアプローチは、
【地面】ベルギーから取り寄せた石で出来た石畳み
【外壁】赤いガルバニウム鋼板、焼杉
【塀】版築
といった様々な素材をバランス良く組み合わせることで、玄関までの道中も飽きのこない魅力的な空間となっています。
お庭からの外観は、大開口の造作窓とレンガ部分が中と外で繋がっていることで、内と外の境界を曖昧にし、庭との一体感が生まれています。
また、地盤面+150㎜とし土間を多用することで一般住宅では感じられない『地面に近い生活』が実現しています。
2階窓からの景色です。
屋根に芝を張ることで日常の景色が特別な心地良い空間になっていて、また、見た目だけでなく遮熱効果もあり実用的な要素も兼ねています。
『街全体にこのような住宅が増えれば街の景観も良くなる』と街づくりの視点からも考えている菱田社長の言葉がとても印象的でした。
ハウゼンをより詳しく知りたい方はこちらをからご確認ください。
→ https://huizen.hishidak.com/life
次に菱田社長の自宅兼事務所にも伺わせていただきました。
ベルギーでの大工経験もある菱田社長の自邸は、ティンバーフレームのベルギー民家となっており、外観だけでもその材質が持っている素朴さと温かみを感じます。
リビングから見える景色では、L字型の家になっていることでソファで寛いでいる時でも
茅葺屋根が視界に入り、より心地良い空間となっています。
事務所スペースの床材(タイル)目地が真鍮になっていて、菱田社長の細部までのこだわりが家全体に統一感をもたらしています。
最後に菱田社長から新しいプロジェクトのご説明をしていただきました。
菱田社長のこれまでの経験と人脈を最大限生かしたプロジェクトで他社にはできない圧倒的なプロダクトを作ることができ、また、菱田社長の飽くなき探求心こそが絶対的な優位性に繋がっているように思います。
菱田社長、菱田工務店の皆様、このような機会を設けていただきありがとうございました。益々のご活躍を福岡から応援しております!
菱田工務店HP→ https://hishidak.com/